1月の「はひふのか曜日」が大成功に終わって、いよいよ前半最後のパート3「Moonlight Club in LOVE」が2月の第二火曜日、2月13日に上映される。1月は2回とも、売り切れ寸前の満員の会場で楽しく舞台挨拶をさせてもらえた。奇跡のようだ。本当にありがとうございました。少しずつ口コミで訪れてくださる方が増えて来ていること。ファンになってくださったみなさんが友人を連れてきてくださっていること。嬉しい限りだ。この調子で、3月まで走り切りたいです!ぜひぜひ引き続きご協力ください。
そして、「なんとなく気になるなあ」というまだ観ていただいていない方。どの回からスタートしても、何一つ問題ないので、ぜひ遊びに来てください。シリーズ3作を順番に上映していく「はひふのか曜日」。
今回は、一番近い上映が予定されている「Moonlight Club in LOVE」のことを振り返ってみようと思う。
2作目で福山組の屋台骨がしっかりとして、作品を仕上げられた僕らは、3年連続となる撮影に踏み切った。撮影場所を「Moonlight Club」の店内と楽屋に絞った1作目、長寿庵に絞った2作目。舞台からの流れでワンシチュエーションでの作品作りだったことを受けて、いよいよ、3作目は閉じた空間から3人を解放する時が来ていると監督から提案があった。
前作でイメージしたセットの立て込みを「楽屋」に絞り、リアルステージや客席は舞台をやっていたモダンタイムスに。加えて、2作目のエンディングで登場する新しい店舗になったチタチタ喫茶、そして、京都のいろいろな場所がロケ地として予定された。
限られた日程の中、野外での撮影は天気との戦い。降られたなあ、まあまあ降られた。でも、その度に知恵を出し合い、撮影を乗り切った。スタッフの努力と協力してくれる周囲の人たちに支えられて、無事にクランクアップ。本当にギリギリのゴールだった。
この作品は脚本を福山監督が一人で書くことになった。今まで書いてくれていた桂正樹子氏の本を踏襲しつつ、より映画的なアプローチの本があがってきた。
驚愕のひろ美のラブストーリー、、。でありつつの「自分らしくいられる居場所」がテーマにも思える物語。いつもは大体馬鹿なことしか言っていないようで、本質的なことを直感でわかっているひろ美(と僕は思うのだが、意見は色々ありそう)が、今回は恋に盲目なこともあって、大事なことを見落としていく。
そんな、大切な誰かがバランスを崩しかけた時の友情物語だった。
今回も喜怒哀楽マックスのひろ美を体当たりで演じました。映画が壊れるくらい思いっきり体当たりしました(笑)。監督が受け止めてくれて、無事に映画になりました。編集恐るべし。
撮影間近、衣装があがってきて、びびる。ものすごい数。セットとなった立て込み楽屋にすごい量の衣装が並び、テンションが上がったのを思い出す。衣装さん渾身ファッションもぜひチェックして欲しいです。
前2作とはまた違った、京都に放たれた3人をぜひ楽しんで下さい!
2月13日(火)の夜、十三シアターセブンで上映です。
チケット発売は7日前から。
https://www.theater-seven.com/mv/mv_s0700.html
心からお待ちしています!
パート1、2、3のシーンをランダムに使った予告編がこちら。