ハラダイスのメンバー紹介!

プレライブが近い。
ブログに上げてきた今回のメインバンドの四人の紹介を一気に公開!長いけどぜひ!(笑)。

まずはギタリスト日置ナオヤ。

スーパーゼリーという3人組のバンドのギタリストとして出会った。去年ハラダイスに出演してくれたクミちゃんがボーカルのカッコいいバンド。亡くなった岡部さんがカホンだった。僕を入れて4人で年に2回のツアーを何年もしている。ツアーは毎回、岡部祭。4人で演奏する曲もだんだん増えて、ついにレコーディングをするまでに。
「確かで素敵なそれだけ」というミニアルバムを完成させたところで、…岡部さんが逝ってしまった。
ツアーの時、アンサンブルの打ち合わせなんかをすると日置くんが「エレキやともっと自由なんです」と度々言っていたのだが、スーパーゼリーはいつもアコギだったので、僕は日置くんのエレキを知らなかった。

僕にとってはプロデューサーだった岡部さんが居なくなって、去年のハラダイスのアルバム制作はかなり厳しい状況になった。
ベースのありちゃんやクミちゃんに相談して、日置くんをギターで、それもアコギとエレキの両方で迎えることにした。

びびったね。レコーディング始まって、東京のスタジオで、「めっちゃいいやん、めっちゃ自由やん!!日置くん!!!」と絶叫。たまらんね。
程よく同時代で、僕にとっていい距離でロック。
今回のアルバムでより一層、彼の凄さが見えた。
岡部さんが卒業記念にプレゼントしてくれたみたいなギタリスト。ソロもバッキングもにくいね。アルバム何回聴いてもにくい。

というわけで、大絶賛。お酒の席が用意されるまでめっちゃ寡黙なくせにギターは饒舌です。ライブもね、グイッと行くとき行きます。
男性ファン急増。女性ファン急募です(笑)。

続いて、リズム担当ののもちゃん、「野本暁」を紹介。

もともとベースのありちゃんとハラダイスでもギターを担当してくれているノッポこと浅野浩太が一緒にやっていた「ジャッカル」のドラマーとして知り合った。
バネのある、反射神経が良さそうなこぎみいいドラムを叩くなあと思っていて、好印象(笑)だったのを思い出す。

ハラダイスで岡部さんが劇団新感線の仕事かなんかで、「原田、その日あかんわ」となったことがあって、ベースのありちゃんとかなり悩んで、「のもちゃんに頼んでみよう!」となった年があった。そこで初お手合わせ。
曲の理解もはやいし、思い切りもいい。バンバンついてくるからめちゃ気持ちいい。手数多くて華やかなパーカッションを叩いてくれて、あっという間に違和感なくハラダイスの本番になったのを思い出す。
ちなみに岡部さんは「今日、公演の休みの日やったわ」と客席に来てた。なんでやねん(笑)。

その年以降、また岡部さんがプロデューサーでドラムとカホンをやってくれていたので、のもちゃんとは一緒にやっていなかった。
岡部さんが亡くなって、ありちゃんと迷うことなく再びのもちゃんにお願いすることに決めたのだった。こぎみよく快諾(笑)。

「パーカッションの方がボーカルとの距離が近くて自由が効くんですよね。ドラムって囲まれちゃって孤立するんすよね」とか言う。
いい意味でちょっとフロントマンやねんな。色々派手だしね。
でも、今回のアルバムではドラムをたくさん叩いてもらった。
いいよー。10月のハラダイスは円山公園の音の制限もあってドラムは使えないんだけど、プレイベントはライブハウスなので、ドラム曲もありで行く予定。めちゃカッコいいです。乞うご期待。

ドラムに囲まれていつもより重心を落とした(まあ、見た目は孤立してちょっと寂しそうな?)のもちゃんもぜひ聴いて欲しい。
もちろんフロントでカホンの時間もありです。
恐らくどっちもにやけたいたずらな顔でやってくれると思います。

3人目は今年からバンドメンバーとなった恩田貴則氏。

とは言え、かれこれ2年半ほど物凄い数のレコーディングを一緒にして来た恩田くん。そうなのである、恩田くんはハラダイス当日に配られるパンフレットに同封されているサウンドロゴCDのアレンジの半分をここ2年、担ってくれているのだ。
生バンド風のアレンジを担うD-studioチームの小松侑平(g)、菊井雅志(b)、藤井浩史(key)とは違う、打ち込み系やピアノ弾き語り系、ストリングス系のサウドロゴの担当。すごいスピードでアレンジを仕上げてくれるので、サウンドロゴの仕事もいくつかハラダイス以外で手伝ってもらっている。
恩田くんが凄いのは、欲しい音色やアレンジを僕の少しの情報でバッチリ形にしてくれること。ほとんど「なんで今の要求でこんなバッチリなんあがってくる?」というディレクションサイドにとって最高にありがたい驚きが度々起こる。
彼の引き出しの多さがその理由とは思うけど、やっぱり同年代と言うのが大きいかもな。
ずっと鍵盤を担ってくれていた村田にも相談して、今回思い切ってハラダイスのバンドメンバーをお願いした。快諾!ありがたし。

で、実際にレコーディングに入ると、流石に素晴らしい。どんどん曲が良くなる。
他のメンバーとは初手合わせだったのだけれど、「さすがにいいところに音入れて来ますね」と相性もいい感じ。
いよいよプレライブで生演奏でのお披露目となる。

今年の新しい風だ。

僕も、ほとんどセッションで即興でのライブを一緒にやったことがあるくらいで、レコーディングばかり一緒にしていたのでまだまだ恩田くんのライブプレーは未知。めっちゃ楽しみ。
確実にいいもんになるけどね。

大トリ。満を持して「有田さとこ」ありちゃんである。

京都町内会バンドのベース&ボーカルでもあるので、20年以上、僕の曲のベースを担当してくれていることになる。

もともとバイオリンを弾いていたありちゃんは、ファンクが好きだったりする。急にロックな感じの時もあるし、ものすごくメロディアスだったり、その表情は豊かで、実はちょっと変わったベーシストだ。
とにかくミュージシャンからの評価が高い。だいたい僕の曲もありちゃんがベースを入れると3倍増しくらいで評価が上がる(笑)。手放せませんな。
ベースと共に驚嘆するのはコーラス。僕の楽曲にとってはサザンオールスターズの原坊のポジション。ありちゃんのコーラスで曲は5倍増しの評価を受ける(笑)。うん、手放せない。
当たり前のことだけど、決して手を抜かないのも凄い。フラフラと僕の音楽のコンセプトがブレるときも辛抱強く付き合ってくれる。ベースもそうだけど、中心を見逃さずにかなり広めに大きく理解する力に長けている。
もうええな。褒めすぎやな(笑)。ありがたいよ。ありがとう。

今回のレコーディングも東京での録音はほぼエンジニアのうっちぃと3人で、ディレクションも共同作業で行った。
たくさん助けてもらったし、いいベースといいコーラスを盛大に頂いた。
いいよー、今回のありちゃんも。

と言うわけで!!プレライブにハラダイスTシャツでお越しください!!

日時:2018年7月26日(木)、27日(金)、28日(土)
各日 18:30open/19:30start
場所:モダンタイムス
〒604-8001京都市中京区木屋町三条上がるエンパイヤビルB1

出演:原田博行、有田さとこ、日置ナオヤ、恩田貴則、野本暁
※26日ゲスト:バイオリン(杉江洋子)とビオラ(金本洋子)

※27日ゲスト:キョートンとファンファン

※28日ゲスト:浅野浩太(エレキギター)

料金:
【一般】
前売2500円/当日2800円
二日券…4500円
三日券…6000円
(各日1ドリンク別途要)
【学生】
前売1500円/当日1800円
二日券…2500円
三日券…3000円
(各日1ドリンク別途要)
ご予約:https://ssl.form-mailer.jp/fms/6f7d3a82574438
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