4-BITというバンド

23歳が過ぎて、一番メジャレーベルとの契約がチラついていた時期、大学も卒業して「ミュージシャンになるのだ」とフリーターになった僕は、京都でバンド活動に明け暮れていた。

と言っても今から思うと、全然大したことはないのだが(笑)。

でも自分なりには必死だったんだと思う。

Black obje.というバンドで「売れるんだ!!」と頑張っていたけれど、なんだか色々あって解散することになった。

その時期に、四人のメンバーで結成したのが4-BITだった。

活動期間は1年もない、24歳の頃のバンドだ。

Japan clubというサックスがセンターにいるロック、フュージョン、ジャズ?を勢いよくやっているバンドがあって、そのドラムが小村、ギターが北沢だった。ちなみにそのバンドのキーボードは今も京都町内会バンドで一緒にやっている村田聡。

あの頃、京都のアマチュアシーンはなかなか元気で、RAGというライブハウスに今のネガポジのオーナーの山崎さんが店長でいて、

随分とけしかけられた僕らは、しのぎを削る気分でバンドにそれぞれのめり込んでいた。

ヌボ というバンドがえらい人気で、「あーもう売れちゃうんじゃないかな」という感じになっていて。

そのヌボのベースが玄ちゃんだった。

小村と北沢と玄ちゃんと僕。この四人でやってみよう。

オリジナルソングをバンバン書いて、僕らはライブをスタートさせた。

僕にとっては最後に組んだロックバンド、「ソロになる」という決断をさせてくれたバンドだ。

東京でディレクターになりディレクションに明け暮れて、ギターは全然弾いていなかった北沢。関西を中心にずっとプロの世界でドラムを叩き続けている小村。そして、最近バンバンベースを弾いてる「第二のベース人生スタートしたかも」と語る玄ちゃん。

みんなそれぞれに音楽と関わりながら、四半世紀が過ぎ、北沢が京都に帰ってきて、久しぶりに四人が京都にいる状態になった。

案の定、山崎さんにもけしかけられて、ネガポジで一度ライブをやってみることにした。

やり出したら、新曲も出るわね。昔の曲もおもろいわね。で、ええ感じに脱力、ええ感じに下手くそ、ええ感じに真面目なサウンドが見え隠れしている。さあ、どこまで行けますか。

ここのところ僕を支え引き上げてくれているハラダイスのメンバー日置くんをゲストに迎え、僕と日置くんで最新の僕の音も紹介。

そして4-BIT+日置のシーンもありつつのワンマンライブを予定しています。ぜひ遊びにきてください!!

詳細

原田博行ワンマン
一夜限り?!「4-BIT」復活ライブ!!
~Just the way we are.~

日時:2018年7月6日(金)OPEN 18:30 START 19:30
場所:西院ネガポジ
京都市右京区西院東今田町40アシダビル1F 営業時間(18:00~25:00)
Tel 075-555-5205
Mail info@negaposi.net

出演:Vo&G原田博行、G&Key北澤季明、B山本玄、Dr小村和彦
ゲストG日置ナオヤ
チケット:前売2000円/当日2300円 (1ドリンク別途要)
前売チケットのご予約はネガポジにメールもしくは電話で代表者氏名と人数をご連絡ください。
( Mail info@negaposi.net / Tel 075-555-5205)